概要

プレイヤーにとって未知の情報を、ゲーム進行中に得られた手がかりを用いて想像していく過程を楽しむゲーム。

クイズゲームと似ている。

種類

推理は、答えとなる未知の情報へ必ず到達できるゲームと、 そうではないゲーム、の大きく2つに分けられる。

手がかりを集めれば、必ず未知の情報へ到達できるゲーム

ゲーム進行中に得られる手がかりをすべて、またはある程度集めることで、 必ず未知の情報へ到達できるゲーム。

例えばドメモというゲームはこちらに当てはまる。 自分へ配られた数字を当てるゲームだが、手がかりをある程度集めた段階で、自分が持っている数字(未知の情報)を正確に推理できる。 ドメモの手がかりとしては、場に公開されている数字、相手や自分が宣言した数字などがある。

すべての手がかりを集めても、未知の情報へ到達できるわけではないゲーム

ゲーム進行中に得られる手がかりをすべて集めたとしても、未知の情報へは到達できず、最後は確率に依存した推理を行わなければならないゲーム。

ドメモを例にして見よう。 ドメモが持つルールで、数字を宣言できる回数は決められていない。したがって、何回でも数字を宣言できる。

このあたりの議論はドメモの論文を参考にしてほしい。

このルールを変更して4回までしか数字を宣言できないとしよう。このようなルールでは、多くの場合数字の宣言は確率に頼ったものになる。7は一番多いから7を持っている確率が高い、誰かが5と宣言しているから自分のところに5はないんじゃないか、などという推理を行う。

また、人狼もこちらに分類されるだろう。どれだけ相手のロールプレイが怪しくても、正確未知の情報を当てるような推理はできない。 怪しい人物を選出して、その中から選ぶしかないだろう。

主なゲーム