2020年秋ゲームマーケットでUNOの論文発売しました!
本モデルは、UNOをするにあたって何も考えずにプレイするモデルである。
思考フローを以下に示す。
思考フロー以外で結果へ影響を与える要素の発見を期待する。
本モデルはもっとも単純な思考フローを持っている。
そのため、本モデルで実験を行った結果は、思考フローに関わらない部分(プレイする順番、UNOのルール、カードの種類)が大きく反映されている。
結果を考察するときに思考フローに関わらない部分を中心に行うことで、UNOの本質が見えてくると想定される。
本モデルはUNOをするにあたって得点の高いカードから順に出していくモデルである。
UNOのカードには得点があり、数字は額面通り、記号は20点、ワイルドカードは50点である。
得点が高いカードは、出したときに任意の色へ変えたり、相手の番を飛ばしたり、カードを引かせたりという強い効果を持っている。その代わりに、ゲーム終了時に持っていると、より多くの得点を相手に与えてしまう。
これを防ぐためにより高い得点のカードから順に出すようにする。
思考フローを以下に示す。
得点が高いカードを順番に出した際に、自分、他のプレイヤーモデルがどのような影響(好悪)を受けるのか観察する。