## 概要
プレイヤーにとって**未知の情報**を、ゲーム進行中に得られた**手がかり**を用いて**想像していく過程**を楽しむゲーム。
クイズゲームと似ている。
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## 種類
推理は、答えとなる**未知の情報**へ必ず到達できるゲームと、
そうではないゲーム、の大きく2つに分けられる。
### 手がかりを集めれば、必ず**未知の情報**へ到達できるゲーム
ゲーム進行中に得られる手がかりを**すべて**、または**ある程度**集めることで、
必ず**未知の情報**へ到達できるゲーム。
例えば[ドメモ](/wiki/boodgame/domemo)というゲームはこちらに当てはまる。
自分へ配られた数字を当てるゲームだが、手がかりをある程度集めた段階で、自分が持っている数字(未知の情報)を正確に推理できる。
ドメモの手がかりとしては、場に公開されている数字、相手や自分が宣言した数字などがある。
### すべての手がかりを集めても、**未知の情報**へ到達できるわけではないゲーム
ゲーム進行中に得られる手がかりをすべて集めたとしても、**未知の情報**へは到達できず、**最後は確率に依存した推理**を行わなければならないゲーム。
[ドメモ](/wiki/boodgame/domemo)を例にして見よう。
[ドメモ](/wiki/boodgame/domemo)が持つ[ルール](/wiki/rule/)で、数字を宣言できる回数は決められていない。したがって、何回でも数字を宣言できる。
> このあたりの議論は**ドメモの論文**を参考にしてほしい。
この[ルール](/wiki/rule/)を変更して**4回まで**しか数字を宣言できないとしよう。このような[ルール](/wiki/rule/)では、多くの場合数字の宣言は確率に頼ったものになる。7は一番多いから7を持っている確率が高い、誰かが5と宣言しているから自分のところに5はないんじゃないか、などという**推理**を行う。
また、[人狼](/wiki/system/jinrou/)もこちらに分類されるだろう。どれだけ相手のロールプレイが怪しくても、**正確**に**未知の情報**を当てるような推理はできない。
怪しい人物を選出して、その中から選ぶしかないだろう。
## 主なゲーム
* [ドメモ](/wiki/boodgame/domemo)
* [インサイダーゲーム](/wiki/boodgame/insider/)
* [ジャストワン](/wiki/boodgame/justone/)
* [ネッシーの正体](/wiki/boodgame/nessie/)
* [犯人は踊る](/wiki/boodgame/criminal_dances)
* [ザ・キー](/wiki/boodgame/the_key)
* [ミッケ!](/wiki/boodgame/mikke)_これは推理なのか?(⊙\_⊙)?_
* ディテクティヴ:シーズン1
* [Qシャーロック 疑惑の執事](/wiki/boodgame/q_sharlock)
* [クリプティッド](/wiki/boodgame/cryptid)
* [ザ・イニシアティブ](/wiki/boodgame/initiative)
* poi
* [ベニスコレクション](/wiki/boodgame/venice_collection)