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## 作家さん情報
ゲームデザイン:Naotaka Shimamoto
アートワーク:Yoshiaki Tomioka
ゲームデベロップ:Naotaka Shimamoto, Yoshiaki Tomioka, Nozomi Obinata, Masayuki Ikegami
## 概要
**ネッシーの正体**を目撃した**目撃者**と、それを取材する**記者**に分かれて、
謎に包まれた**ネッシーの正体**を**[推理](/wiki/system/detective)**することを楽しむゲーム。
ここで言う**ネッシー**とは、正体不明な存在に対する比喩である。
**記者**プレイヤー同士は協力するため、ある種の[協力型](/wiki/system/cooperation)ゲームのようになる。
販売は**[itten](/wiki/boardgame_company/itten)**
## 主なルール
1. プレイヤーの中から**目撃者**を1人選出する。
1. **目撃者**は**ネッシーの正体**を他のプレイヤーに見えないよう書いて、場に伏せておく。※ネッシーの正体はどんなものでも可(例:ラクダ、本、いちご等)
1. **目撃者**は**記者**が**ネッシーの正体**にたどり着けるような**ヒント**を1つ出す。
1. **記者**はそれぞれが思いついた**ネッシーの正体**を宣言する。
1. **記者**が出した**ネッシーの正体**の中に正解がなかった場合、**目撃者**はどれが一番**ネッシーの正体**に近かったかを答える。
上記を5回繰り返すが、途中で**ネッシーの正体**にたどり着いた場合は、**ネッシー調査会**を行う。
1. それぞれの**記者**プレイヤーが出した**ネッシーの正体**のうち、正解だと思うものへ一斉に投票する。
1. 過半数の票を得た答えが正解だった場合、**目撃者**の敗北、そうでなかった場合、**記者**の敗北となる。
## 13階サークルで遊んだ感想
[インサイダーゲーム](/wiki/boodgame/insider/)のような[言葉遊び](/wiki/system/word/)プラス[推理](/wiki/system/detective)ゲームで、得点方式になっている点が面白い。
最終的な勝利者が得点で決まるため、ヒントの出し方を考えるようになる。例えば差が開いているときは簡単なヒントでさっさと答えを当ててもらう等。
逆に、ヒントが簡単で答えが分かりきっている場合でも、最後までヒントを出させてより多くの得点を稼ぐなど。
## 参考
[ネッシーの正体 2nd Edition](https://www.itten-games.com/games/ns2/)