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## 概要

13階サークルの論文、またはその他の文書で使用するフォントについて記載します。

### フォントの埋め込み

**紙へ印刷した同人誌、論文などとして作品を公開する場合**は、ここの内容を**気にする必要はありません**。

**PDFなどの電子媒体として作品を公開する場合**は、その作品内で使用しているフォントの**ライセンス**を確認するべきです。特にPDFの場合は**フォントの埋め込み**が**フォントの再配布**に当たるかどうか、という議論があります。

結論から言って、フォントの埋め込みがフォントの再配布に当たるかどうかは解釈が分かれます。そのため、**再配布しても問題ないフォント**、あるいは**フォントの埋め込みはフォントの再配布に当たらない**と明記しているフォントを使用するようにしています。

### IPAフォント

[IPA(情報処理推進機構)](https://www.ipa.go.jp/)が提供しているフォントです。
無料で、個人・団体がIPAフォントを自分のコンピュータ(パソコン)へインストールし使用できます。

PDFにフォントを埋め込んだ場合でも再配布には当たらないという記載があります。

> FAQ - よくある質問とその答え - 5.1 PDF形式でフォントエンベット配布する場合

詳しくは[公式サイト](https://moji.or.jp/ipafont/)を確認しましょう。

### BaKoMa-CM

*Basil K. Malyshev*によって作成されたフォント。Texを使ってPDFを作成する場合はよく使用されている。

無料で利用でき、**PDFにフォントを埋め込んだ場合でもライセンスなど通知する必要はない**。つまり、作品とこのフォントのライセンスファイルを一緒に含めて配布する必要はない。

詳しくは[Comprehensive TeX Archive Networkの該当ページ](https://www.ctan.org/tex-archive/fonts/cm/ps-type1/bakoma)を参照。
このリンク内に**LICENCE**ファイルがある。

### Circle

確認中

詳しくは[circle – Maths mode circles for temporal logic](https://www.ctan.org/pkg/circle)を参照。